月刊WiLL(ウィル)2019年11月号別冊 奉祝! 「即位の礼」 天皇こそ“世界の奇跡"――日本の強さの源【歴史通】ダウンロード
月刊WiLL(ウィル)2019年11月号別冊 奉祝! 「即位の礼」 天皇こそ“世界の奇跡"――日本の強さの源【歴史通】
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内容紹介 ◎日本人の源 ■渡部昇一…昭和天皇を傷つける日本人はいなかった ■出久根達郎…日本人の美風 ■小川榮太郎…国柄を守る苦闘の二千年 ◎皇室の品格 ■髙山正之・長浜浩明…男系皇統をお守りせよ ■平川祐弘…令和日本の精神 ■西尾幹二・岩田温…皇室の品格と民族の歴史 ■加地伸行…なにとぞ靖國神社ご親拝のほどを ■矢作直樹…平成の玉音放送がトモダチ作戦を動かした ■山根明…男 山根、天皇陛下に召(よ)ばれて ◎日本人は“ミッチー・ロス"に耐えられるか ■君塚直隆…“ミッチー・ロス"はないか ■宮本喜一…美智子さま、雅子さま……これってヘンじゃないか!? ■奥野修司…天皇のお悩み ■新保祐司…古典を歪(ゆが)める学者たち ◎皇室こそ世界遺産 ■石平…シナの律令制を超えようとした聖武天皇 ■富岡幸一郎・君塚直隆…世界の中の皇室を求めて ■小名木善行…庶民を見下した態度に呆(あき)れる ■ケント・ギルバート、ロバート・D・エルドリッヂ、石平、山本みずき、倉山満、マックス・フォン・シュラー、グレンコ・アンドリー、エリ・コーヘン…宝ものに気づかない日本人 ■マンリオ・カデロ、ジェイソン・モーガン、呉善花、ペマ・ギャルポ、WWUK、ヘンリー・S・ストークス、楊海英、フィフィ…世界の知日派が見た令和元年 ◎皇統揺らぐ――内憂・外患 ■竹田恒泰…甘言を弄して皇統断絶を企む宮内官僚 ■上念司・大高未貴・居島一平(司会)…愛子天皇待望論 次にくる危険 ■深田萌絵・小林ゆみ…直言! 眞子さま、小室クンはダメンズですよ ■竹田恒泰…小室さん、男らしく手を引きなさい ■馬渕睦夫…女性宮家創設に秘められた謀略 ■和田政宗…女系天皇は断固阻止! ■水間政憲…男系男子皇位継承者の存在を隠したのは誰だ! ■長谷川三千子・岩田温…秋篠宮さま、お言葉ですが… ■八木秀次…ケネス・ルオフの本音はハーフの天皇誕生か
以下は、月刊WiLL(ウィル)2019年11月号別冊 奉祝! 「即位の礼」 天皇こそ“世界の奇跡"――日本の強さの源【歴史通】に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
小泉環境大臣だけではなかった。小室圭さんがドヤ顔でニューヨークを闊歩する(167頁の写真)。知的、クール、冷徹といった得意顔は、反面鏡として女性には「ダメンズ」=「ダメ男」に映るようだ。「ダメ男」と付き合って初めて「大人の女性」になる。それが、「大人の女性になる登龍門」なのである。幸い、眞子様は、「納采の儀」を行っていないので正式な婚約者ではない。眞子様には勇気をもって“サヨナラ”をと深田氏は真摯に訴えている。また、竹田氏は、小室さんの「人間性」を問いただし、「もう皇室利用はやめてくれ」と悲鳴ともとれる叫びを上げている(174頁)。およそ、人間というのは、生きていればトラブルに遭うこともある。そんな時の「対応力」と、誠実に対応する「人間力」が試される。そして、「これなら眞子様も幸せになれるだろう」と国民に共感を呼ぶ必要があるのです。「母親の問題なのに偉い」とピンチをチャンスに変える術を講じて入れば株も上がったことでしょう。いずれも二人の論客は“丁寧な”物言いの体裁をとっていますが、「お前(あなた)は、二千年以上も続く『男系皇統』、百二十六代までの全方『男系天皇』の伝統ある万世一系の『権威』(186頁)を潰す気か!!ふざけるな!!」という本音が透けて見えてきます。「女系天皇」なるものの父方を遡(さかのぼ)っても、初代天皇に行き着くことはありません。「天皇の正当性」を潰すマスコミ報道は、あたかも芸能人の婚約と“同列”の問題に印象操作をしている。しっかり、“次元”の違う重大な問題であると危機報道をして欲しいものだ。殊に、「天皇と日本人」著者ケネス・ルオフ氏(113頁の写真)は、「ハーフの内親王が誕生し、その方が即位すればハーフの天皇が誕生する」ことを待望している。朝日のお墨付きの論者なのである(112頁)。しかも、最近の朝日の世論調査では、巧みに「女系天皇」をしっかり説明しないままに「女性天皇」と並列に扱いながら質問をし、「女系でも良いのでは」「国民から容認されている」と煽動をかけている(94頁)。このような煽動に容易に填(は)まるのも、日本の教育は戦後ずっと日本という国と、日本人という民族を解体させることに努力してきたからだ。つまり、「日本に悪しかれ」という願いをもった勢力が、日本の教育を動かしてきたのではないか!?そう渡部氏は問題提起している(16頁)。戦後の日本は、とても貧しく苦しい時代を迎えた。普通の国であれば、国家元首である天皇や皇室に対する国民の恨みと憎悪が高まり、皇室廃絶運動やクーデターが起きても不思議ではない。昭和天皇は、終戦直後から全国を巡幸なされ、敗戦に打ち被がれた国民に直接声をかけて励ましてきた。これに対して多くの日本国民は「万歳!!」の歓声で迎え、涙して感激した(32頁以下)。「普通の国」とは真逆の反応に戦(おのの)き、制憲権を手中にしたマッカッサー元帥(185頁の写真)をしても、天皇から「象徴」たる地位を奪うことは適わなかった。むしろ、極東委員会の介入に抑止する方向に働いてくれた(101頁以下)。確かに、占領下の日本ではGHQ民政局の実施した「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」=「WGIP」の悪影響が現在まで継続してはいる。日本人に「日本は悪い国だ」という“自虐史観”を植え付ける洗脳工作を真に受けてきた(33頁)。しかし、GHQ民政局は8日間で「憲法草案」を早々に書き上げ、また、占領生活にいた「高尾亮一」はリアカーを引いて宮内省に自転車通勤していた一週間で「皇室典範」を書いていた。我々は、このような守攻防を必至に乗りきってきた「皇室の民」の一員である。占領軍としても、「WGIP」による弱体化は6年間もあれば充分で、それよりも朝鮮戦争に既に主軸は移っていた。米軍としては、ソ連のスターリンへの対処から、逆に、警察予備隊の準備に時間がかかってしまい、防衛線を仙台まで下げる意図も窺われたほどである。そこで、日本人は忖度(そんたく)して伏線をしっかり読み解きながら、“ここぞ”とばかりに地政学の状勢たる“チャンス”を活かし、講和条約を経て、ここまで復帰してきたのだ。やはり、日本人は、黙っていても「皇室の民」(76頁)であることが遺伝的に組み込まれている。日本人の“アイデンティティー”は確かに“息づいて”いるのである。
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