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直島銭湯 アイ・ラヴ・湯

, 大竹 伸朗

によって 大竹 伸朗
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内容紹介 絵本、写真、立体、コラージュ、音楽活動など多彩な表現で 現代美術の最前線を疾走する大竹伸朗。 2009年に営業を開始し、話題を呼んでいる直島銭湯「I・ラヴ・湯」。 廃船のコックピットが目を引く外観、海中をイメージした浴室・・・。 アート観賞と入浴行為が一体化した世界的にも類例のない「作品」は 大竹伸朗の世界観を昇華させた最高傑作と称されています。 外観から浴室、脱衣室、トイレに至るまで、 大竹の世界を文字通り全身で体感できる新たな芸術! そのすべてを収録したジャバラ式・ビジュアルブック。 瀬戸内国際芸術祭開催に向け緊急発売します! 21世紀の全体芸術が出現した。 ワーグナー流の楽劇? 北京オリンピックのスタジアムと開会式のイベント? いや、ささやかな銭湯だ。 疑うものは直島に行き、大竹伸朗の手になる「I・ラヴ・湯」を見るがいい。 浅田彰(朝日新聞、2009年10月8日記事より) 内容(「BOOK」データベースより) 絵本、写真、立体、コラージュ、音楽活動など多彩な表現で注目される大竹伸朗が手掛け、2009年に営業を開始した直島銭湯「アイ・ラブ・湯」。そのすべてを収録したジャバラ式・ビジュアルブック。
以下は、直島銭湯 アイ・ラヴ・湯に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
■大判が、絶対に必要です。この作品こそ、A3版、防水使用印刷にふさわしいものはないです。■直島銭湯に行った。大竹さんのこの銭湯は、「公衆浴場」ならぬ「公衆欲情」で、多くの発情アート、発情装置に彩られている。■脱衣場の「海女のブルーフィルム」、浴槽の「春画コラージュ」、正面の銭湯画は、まさに、海女が命綱を切って大ダコに向かっていく「戦闘画」である。どんないやらしい展開が待ち受けているのやら。■天井画も、卵子に向かう、怒涛の精子が、崇高な宗教画のように、大日の透過光を利用して描かれているし、カランも、発情のエッセンスで一つ一つが宝石のようだ。「押」「押」「押」もう、こんなことしていいのか。と思える、最高傑作である。■その後、さらに「家プロジェクト」の「はいしゃ」を見た後、自宅に戻り、彼の「大型」作品集である「全景」を見返した。4年前の東京での全景がフラッシュバックした。会場のへっぽこな楽器音まで聞こえてきた。■この作家は、全景を踏み台にして、新たな時空を超えるPOPに向かっている。そう思う。それは、日本美術の閉鎖空間を離陸して、俯瞰して、愛のある絨毯爆撃を繰り広げつつ、やがて、新たなワールド=人類最後の遊び場を作ってくれるのだと思う。■日本全国、市町村は、大竹さんに税金をあずけて、銭湯を作ったらいい。グローバル経済はどうなるか知らないが、各地に「大竹銭湯」ができれば、ココロの景気はよくなるはずだ。そこで交わされる談義は、国会答弁よりも国造りに有益だろう。■「ハブリック・アート」というコンセプトが、大竹さんによって具現化されようとは、家プロジェクトのOS上とはいえ、そこに乗っても大いに暴れ続けられる大竹アプリケーションの秀逸さ、過剰さは、この「全景」カタログを見れば、即座にわかる。■「全景」展で示された大竹さんの北海道の牧場の牛臭さが、この銭湯にも感じられて、コーヒー牛乳を飲みながら、なぜか涙が出てきた。大竹さんなら、この焼け野原日本が闇市から復興する「方法」を、おもしろく示してくれるように思う。福武さんが大事にされた大竹さんを、家プロジェクトのスキームに乗せて、こんなにコンセプチュアルに離陸させたキュレーターの業績にも感謝します。続編の「全景リターン」、待ってマース。

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