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【日本刀が斬れる理由、美しい理由】〜刀匠だけが知る秘密と、武道家だけが知る秘密〜

, 松葉國正

によって 松葉國正
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内容紹介刀匠であり武道家でもある者だけが知る秘密、教えます。 隕石に含まれる鉄で作った隕鉄刀。 持つと、不思議な気流を感じます。 こんな不思議なものがこの世にある不思議! 世界最高峰の斬撃力! 世界最高峰の美しさ! 日本刀には、知られざる“理由"がある。 CONTENTS ●第一章 日本刀よどこへ行く 一 刀鍛冶 二 修業の果てに 三 日向の國の刀工國正となって 四 武士と日本刀 五 日本刀とは何か 六 介者剣法 七 切っ先三寸と現代剣道、居合道 八 現代日本人は日本刀に活路を見出せる? 日本刀の今日的意味 ●第二章 戦う日本刀 一 武技 二 戦闘様式と剣術の発達 三 現代において日本刀で戦うとは(抜かずに勝つ) 四 心に日本刀を持つ 五 斬れる刀とは ●第三章 刀を作るという事 一 日本刀を作る 二 鉄の話 三 大鍛冶と小鍛冶 四 鍛錬~鋼を練る=均質に整える 五 日本刀の姿 六 焼き入れ ●第四章 日本刀と共に生きる 一 日本刀と修羅 二 日本刀が斬れる理由、美しい理由 三 合気と刀と無敵の境地 四 かっぺ刀工松葉國正の武と美を巡る人生は 内容(「BOOK」データベースより)読めば心に“刀”帯びる。刀匠だけが知る秘密と、武道家だけが知る秘密著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)松葉/國正 1959年生まれ。11歳から剣道を始め、以後、居合、空手道などを学ぶ。1983年、刀匠小林康宏師に入門。その後岡山の兄弟子であった安藤広清師の下で学び、1989年2月、刀匠資格取得。生まれ育った宮崎県日向市の自宅に鍛刀所を構える。日本美術刀剣保存協会会長賞、薫山賞、寒山賞他、四年連続で特賞第一席獲得等、受賞多数。2014年無鑑査認定。剣の術理を活かした武道家としても名高く、国内だけにとどまらず欧米を中心に、合気道や剣術の演武、講演、セミナーなどを精力的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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同じ日向市に著者のような稀有な名人がいることを、この本で初めて知りました。自分は「本物の武術家からも遠い、能天気な鍛冶職人で武道好きのおっさんというのが、私の偽らざる姿です(原文ママ)。」という極めて第三者的な自己評価が出来る著者が、日本刀の歴史と現代的存在理由、刀作成過程での鉄の特性、人間心理と社会性の葛藤等々、肩の力を抜いた文体で、訥々と読む者に語り掛けてくれます。私はこの本を読んで、新聞社会面をにぎわせている神戸製鋼品質問題の本質の一端を垣間見た気持ちになりました。たった一本の刀を制作する過程で、これほどまでに経験を積んだ職人が付きっ切りで製品管理してるのに、満足できる鋼をなかなか作れない。ましてや、高品質な鉄製品を大量生産し、品質を維持することが如何に難しいのか。日本刀作成を語りながら、日本社会、日本文化、人間心理を読む者に語りかける良著だと思います。

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