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昭ちゃんの紙芝居 (“百番目のサル”シリーズ)
本, 山口 昭治
によって 山口 昭治
4 5つ星のうち 1 人の読者
ファイルサイズ : 22.32 MB
内容紹介この本は、作者の山口昭治さんが、60年前に広島で原子爆弾に遭ったその体験を、仕事をリタイアした後に紙芝居として描いたものです。山口さんは、時と共に風化する戦争や原爆のことを次世代に伝えておかねば、と思い、紙芝居にまとめて、小学校などで上演を重ねていました。しかし、2004年3月、山口さんは紙芝居上演後に急逝されました。その「昭ちゃんの意志」を継ぐために、この絵本を出版しました。是非、「昭ちゃんの紙芝居」を子ども達に語り継いでもらいたいと思います。
ファイル名 : 昭ちゃんの紙芝居-百番目のサル-シリーズ.pdf
以下は、昭ちゃんの紙芝居 (“百番目のサル”シリーズ)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
稚拙とも思える作者の絵と思いのままをつづった文章に心を動かされました。昭ちゃんでなければ作れない作品です。戦争の悲惨さと無意味な殺し合い、平和へのあふれ出る思いを自分のものとして、戦争の愚かさを若い人に伝えていきたいと思いました。それができるのは70~90代の私たちだけなのですから…。この絵本は絵本ですばらしいのですが、紙芝居そのものを手にできたらすばらしいです。私は久しく紙芝居を子どもから大人まで広い年齢層の人たちに演じてきましたが、大学を定年退職後はもっぱら“平和紙芝居”の上演に力を入れてきました。高齢者に、これらの紙芝居を通して、戦争を経験したことのない世代に、平和の大切さ、ありがたみを戦前戦後を生きむいた経験者が、直に語ってほしいと願っているからです。紙芝居は多かれ少なかれ、戦争遂行に協力し、その影響力は言葉では言い表せない役割を果たした国策紙芝居という日本独特のメディアであるということを心にとめて、これからも演じていきたいと思います。昭ちゃんに感謝
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