ぬりつぶし「四国八十八ヶ所お遍路」の旅手帖 (大人の趣味採集帳)無料ダウンロードkindle
ぬりつぶし「四国八十八ヶ所お遍路」の旅手帖 (大人の趣味採集帳)
本, 左古 文男
によって 左古 文男
4.3 5つ星のうち 4 人の読者
ファイルサイズ : 21.49 MB
内容紹介 「四国八十八ヶ所お遍路」の旅にお伴する、ぬりつぶし地図付き旅の記録帳。“区切り打ち"や“一国参り"など、自由な巡礼旅は訪れる日がまちまち。一冊の地図手帳に記録を残せば、次回の旅の計画や振り返りに便利です。また、本書は「楽しんで遍路旅をする」ことをテーマに、その道のりで出会った景色や人、食べものの思い出を文章や絵で書(描)き込んだり、写真や紙資料などを貼って自分だけの「お遍路手帖」を完成させるためのノートを用意しました。四国の海や空を眺め、郷土料理に舌鼓を打ちながら気楽に続ければ、楽しい旅になるでしょう。八十八ヶ寺の歴史や参拝の作法、読経の順序などの巡礼に役立つ資料も掲載。
以下は、ぬりつぶし「四国八十八ヶ所お遍路」の旅手帖 (大人の趣味採集帳)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
初めて「歩き遍路」に出発すると、しばしば「本当にこの道でよいのか?」と迷う場面に出くわす。歩き遍路のバイブルともいうべきガイド本、「四国遍路ひとり歩き同行二人(地図編)」(へんろみち保存協力会編/発行も同会)に記されたルートと、現地の「道しるべ」や「遍路シール」の指し示す道に一部齟齬があるのも一因だろう。また「どう見ても民家の軒先」を抜けたり「田んぼのあぜ道」を歩く部分等、道の様子が歩き遍路を惑わすことも。「区切り打ち」の2回目を計画しようかというときに、本書の「経路を事前に検討し、事後には塗りつぶして記録し」という紹介文が目に入った。だが、購入して予想外の内容にがっかり(実店舗の書店で、パラパラと見てから買うなら誤購入は無かったはずだが)。地図は、本のページ数でいうと1から2割程度しかない。しかも掲載内容が、主要幹線道路中心で「くるま遍路」ならいざ知らず、「歩き遍路」では歩行者専用路の情報が不足していてルート研究にはまったく不向き。もちろん内容として各寺毎の最小限の文字数の紹介も付くが、むしろ「遍路を始めるにあたっての心得、準備」や「地域の名産品、ご当地スイーツ」の情報がメインになっている。見方を変えれば、情報を絞って要領よくまとめ、特に初心者が手にしても遍路の難しさよりも先に「楽しさ」がわかる編集になっている。例えば、団体のツアー・バスで88寺を回ろうとしている方、あるいはグループで回るがリーダーではなく一参加者の立場の人が使うと好適と思った。余白・書き込み欄が多いので、自分で旅先での気づきやメモ、イラストの記入も可能。なお、判型・ページ数・重さの諸点で旅に持ち出す「携帯性」も考慮されている(さらに私の購入した時点では、標準で「ビニール・カバー付き」であることも、その面での出版社の心遣いとして評価できる)。
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